ちょっとだけ怖い話(犬鳴峠)を書いてミタ ! !
こんばんは、めじぇ堂代表(1人)です。
暑いですねぇ。PCが悲鳴を上げております、GPUぶん回すようなゲームができません(笑)。
週末はさらに暑くなるそうで、皆さん体調管理気を付けてくださいね。
さて、今回は、こんな時期なので自分が体験したほんのりちょっとだけ怖い話を書いてミタ。
福岡県民なら一度は耳にしたコトがある心霊スポット『犬鳴峠』という場所があります。
この場合の犬鳴峠は大体『旧犬鳴トンネル』を指すのですが、近年映画公開された『犬鳴村』の影響もあって今は存在しない犬鳴村の集落、また犬鳴ダムまでエリア拡大した印象がありますね。
・日本国憲法が通じない地図に載るコトのない集落犬鳴村、そこに立ち入ったモノは誰一人帰ってこない…。
・(今は封鎖された)『旧犬鳴トンネル』通った車は不調をきたし不可解な現象を目の当たりにして不幸に見舞われる…。
・『(新)犬鳴トンネル』の福岡側にある公衆電話ボックス、深夜誰もいないのに着信ベル(?)が鳴り受話器を取ると女性の声が聞こえ…。
大体こんな感じの怪談がまことしやかにに語られていました。
まぁ、そんな感じで福岡に住んでいる若者はこの時期の夜長に「肝試し」と称して犬鳴峠に繰り出します(笑)。
御多分に漏れずに当時の代表(1人)も今と同じくらいの夏の時期、一人暮らしの友人の部屋に数人で集まり、一通りゲームもやり終えた頃の深夜に暇つぶしで外に出かけようというコトに。
軽自動車を所有していた別の友人に車を出してもらい、ゆっくりドライブしていた流れからこのまま犬鳴峠に行って公衆電話のトコロまで行ってみようぜ、という話になりまして。
前述した(新)犬鳴トンネルの公衆電話ボックスは福岡市側にあったので一度トンネルを通り過ぎてからUターンしてボックスに寄るコースに決定。
(ちなみにこの公衆電話ボックス、現在は既に撤去されたそうで存在しておりません)
(新)犬鳴トンネルは今でも使用されていますから比較的明るいですし、トンネルながらの湿度の高さはありますが、怖い話自体は聞いたコトなかったので肝試しとはいえ結構強気な感じでドライブは(新)犬鳴トンネルを目指して進行していきます。
いっても峠なのでたどり着くまで若干のテンションの盛り上がりはあるわけで。
サクッと公衆電話ボックスを通り過ぎトンネル内部へ。
時間が時間でしたので(ちょうど丑三つ時くらい)対向車等はほとんどなく直方側の出口に到達。そのまま進むと脇田温泉があるんですがそんなとこまで行く理由もなく予定通りUターン。
一旦通った場所なのでもう車内は公衆電話ボックスにしか興味がいってない状況。ですがトンネル中腹あたりで助手席に座っている友人が違和感を感じます。
「なんか人がおらん?」
まだ遠目ですがトンネルの端の歩道?に人の影が見え始めました。
どんどん近づいてわかってきたんですが、
上半身裸でブリーフ一丁の初老のおじさんがトボトボ、トンネル内部を歩いているんです。
こうやって文章で書くと結構笑い話に近いんですけど、その時の車内は軽くSAN値を削られパニック状態に。
運転手はアクセルを踏んで加速しながら通り過ぎそのまま峠を下りました。
…公衆電話ボックス? そんなものもうどうでもいいです(笑)。
ちゃんと足あったし肌の血色が悪そうでもなかったので実在したおじさんなんでしょうけど…でもね、(ちゃんと調べてないですけど)トンネルの近くって家とかないんですよ。どっから来たの? しかもそんな恰好で? ってなるんですよね。
ホントその日はそっからガクブルで友人の家に戻り日の出まで全員寝ないっていう結果になりました。
そこから何もなかったので通常の生活に戻ったんですけど当時は軽くトラウマでした、
という話でした。
どーですか? 代表(1人)が若い頃の実体験です(笑)。
近年映画が放映されてまた注目を集めている犬鳴ですが、現在旧トンネル近辺は厳重に封鎖されてます。
むやみやたらに行くのはやめましょう。
旧トンネルは完全に入口出口を壁で塞がれてます。
隙間とかあって中は覗けてスッゲー怖いですけどね。